横浜DeNAベイスターズ歴代ドラフト指名選手を考察


横浜DeNAベイスターズ歴代ドラフト指名選手を評価してみた

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柿田投手をクジで当てガッツポーズの元・ベイスターズ監督の中畑清氏


2016年に入る前から所謂「若手有望株」という選手が増えているベイスターズ
DeNAになって特に評価されているのが国内スカウトの活躍です。

そこでベイスターズに指名された選手たちを「S」「A」「B」「C」「D」「E」評価してみたい。
ドラフトの評価というのは5年後くらいでないとハッキリと成功失敗などはわからないが
あくまで今までの活躍(中堅)と将来性(若手)で考察してみたい。
間近の高卒選手は基本的にCでまとめてあります。
個人的な評価ですので何卒ご了承ください。
色つきのアルファベットは、個人的にスカウトをグッジョブ指名です。

()内は現在の立ち位置

2012年 第48回ドラフト指名

1位 白崎浩之 B (スタメン・一軍控え)

「栄えあるDeNA初代ドラフト1位は中畑監督の母校駒澤大学からの指名となりました。打撃型と思いきや現在はダイナミックな守備の方が目立っている。打撃はまだまだ荒いがパワーは魅力的だ。キヨシが名付けた「お坊ちゃん」の通りやや勝負弱い印象。」

2位 三嶋一輝 B (二軍・一軍控え)
「初年度は圧倒的なストレートとスライダーを武器に奪三振王すら狙えた逸材もコントロールは悪かった。2年目以降は制球を気にするあまり初年度の迫力を失っている印象。進化した三嶋を見せなければ現在の磐石なローテーションに食い込むことは出来ない」

3位 井納翔一 S (ローテーション投手)
「投手陣の柱としてエースクラスの活躍。ストレートとフォークのコンビネーションを主力武器に敵を圧倒出来るイニングイーターでもある。不思議なメンタルを持つ独特のキャラクターもあり人気もあるハマの宇宙人」

4位 赤堀大智 E (戦力外通告)
「社会人チームセガサミーから獲得した身体能力系外野手も一軍の壁は高く戦力外通告を受けた」

5位 安部建輝 D (引退)
「社会人チームNTT西日本から入団。安定感のある投球が社会人時代は評価されたがプロでは苦戦し一軍での登板もわずか数試合。今年トミージョン手術を受け、再起を図ったが引退し球団職員」

6位 宮崎敏郎 A (一軍)
「社会人セガサミーから獲得した打撃に自信の内野手。梶谷曰く天才と称される独自の打撃スタイルは魅力的でここぞの一発も期待出来る。しかし「よそみ事件」など守備力は不安。今年はなんとかセカンドを守ったりしている」。(追記)2016シーズンはレギュラー選手の怪我や不調によりレギュラー奪取のシーズンとなっている。

育成1位 今井金太 E (戦力外通告)
「育成入団をしたが結果を残せず群馬ダイヤモンドペガサスへ移籍した」

2013年 第49回ドラフト指名

1位 柿田裕太 E (二軍)
「3球団の競合クジを当てる。独特のフォームでハマのライアンと呼ばれたが、そのフォームも通用せず修正済。しかし球のスピードや決め球の特徴も無く、社会人出身ながら未だ一軍登板無しの状態である。なんとか投手としての道を切り開いて欲しい」

2位 平田真吾 D (二軍)
「スピードボールにスライダーを駆使する社会人投手もプロの気迫に押され気味。能力はあるのだが気弱な投球が目立つ。制球も甘い」

3位 嶺井博希 B (第三捕手・二軍)
「亜細亜大学出身。2015年後半には正捕手になれそうな雰囲気はあった。しかし監督が代わりさらに戸柱というルーキーが現れる逆風。打撃はまずまずで長打もある。勝てる捕手となるべく総合的なレベルアップが必須。肩はあまり強くない。捕手は成長に時間がかかるポジションなので評価するには早計過ぎて難しい。喋り方が忙しいので何を言ってるかわからないとは選手談

4位 三上朋也 S (セットアッパー)
「エネオス出身社会人投手。ルーキー時代から安定したコントロールと独特の変化球。そしてどんな場面でも動じない強い精神力で守護神になる。今年はセットアッパーとして無類の強さを見せ横浜投手陣の縁の下を支える」

5位 関根大気 B (一軍控え)
「東邦高校卒。考え方が非常に大人で一人でも成長していける横浜の星。超積極的な打撃と俊足をいかした守備(肩はやや弱い)で今年、外野レギュラー争いに参戦する若武者である」

6位 山下峻  E (戦力外通告)
「大卒選手だが学生時代はまったくの無名。サプライズ指名となったが結果は残せていない左腕。2016年シーズン終了と共に戦力外通告」

育成1位 砂田毅樹 A (ローテーション投手)

「こんな選手を育成で獲得出来ていいのでしょうか。高卒左腕は長い目で育成と思っていたが、すぐに支配下へ。努力のたまものか現在は一軍ローテに食い込むレベル。20歳とは思えないクレバーな投球。安定した制球力でチーム貢献する。伸び白はまだまだあるだろう」

育成2位 萬谷康平 D (戦力外通告)
「支配下登録され一軍中継ぎの一枚として短期間の活躍があった。ノビのあるストレートとフォークは魅力的だがチーム方針にも振り回され先発調整に中継ぎ調整など器用貧乏に陥っている。2016年シーズン終了と共に戦力外通告」

2014年 第50回ドラフト指名

1位 山崎康晃 S (クローザー)
「クジを外しての指名後競合クジを引き当て亜細亜大学から入団。糸を引くような直球と魔球ツーシームを武器にルーキーながら守護神を1年間全うし新人王。アメリカ留学を敢行するなど努力も惜しまない選手で二年目のジンクスも吹き飛ばしている。常に笑顔を絶やさない明るい性格でファンサービスも積極的。人間性も素晴らしい男でも惚れちゃう男である」

2位 石田健大 S (ローテーション投手)
「大学2年時には競合間違いなしと言われた左腕は4年は怪我により1位指名されなかったためDeNAが獲得出来た奇跡。1年目は怪我の影響もあり前半戦は二軍暮らしも後半戦に2勝。現在はローテの勝ち頭だ。キレのある直球とスライダーそして相手のインコースを攻めまくる強気の投球が魅力。本人曰くまだ最高の自分ではないらしい成長過程の快速左腕」

3位 倉本寿彦 A (スタメン)
「社会人の鳥谷と評された守備力はさすが。1年目は一本足打法が不発し低打率に落ち込む。しかし後半戦でフォームを修正し徐々に打率が向上した。今年は一気に飛躍し長打は少ないがチームトップの打率を残している。打てる遊撃手は憧れの名手・石井琢朗の背中を追う

4位 福地元春 D (二軍)
「社会人卒の中継ぎ左腕。強力なストレートは魅力なのだが問題は制球力。四球で苦しみストレートを狙われるパターンを繰り返す。沖縄出身選手が一流になりきれないのは、のんびりした性格と言われるが果たして」

5位 山下幸輝 C (一軍控え)
「國學院大学卒。サード・セカンドでレギュラー争いをしている状態でレギュラー確保とはなっていない。打撃はパンチ力がある一方で守備ではポカもある。虫が大好きでムシキングというあだ名を持つ」

6位 百瀬大騎 C (二軍)
「高校卒の内野手なのでもちろんファームで日々鍛錬を積み重ねている」

7位 飯塚悟史 C (二軍)

「二刀流も出来る器用さを持ち合わせるが怪我に泣かされている。身体作りからだろう」

育成1位 亀井塔生 C (二軍)
「高卒捕手。志高く捕手としての経験を積んでいる状態なので一人前になるのは最低でも5,6年先か」


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Q.「え?なんでこんな時期にドラフトの評価を?ましてや間近のドラフト評価を~(以下略」

A「だってやりたかったから・・・」


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2015年で中畑監督が辞任。DeNA初の外国人監督ラミレス監督が誕生した。


2015年 第51回ドラフト指名

1位 今永昇太 S (ローテーション投手)
「駒澤大学のエース左腕。石田と同じで大学時代の故障によりドラフト評価を下げ、DeNAが単独指名に成功!阪神福留や巨人坂本など一流選手たりが口を揃えて讃えるストレートで空振りを取れる才能、安定する制球、そして常に自分を戒めるメンタルと投球術でベイスターズ投手陣の柱となっているスーパールーキは新人王も狙える逸材だろう。」

2位 熊原健人 B (一軍先発の谷間・二軍)
「仙台大学のエースでドラ1候補。楽天も狙っていたが楽天は1位のクジを外し2位指名の戦略を変更し熊原指名を諦めたように見えた。投球フォームは誰も真似出来ないダイナミックそのもので150キロ越えの剛速球にロマンが溢れている。変化球もそこそこのレベルで。今年は中継ぎで経験を積むそうだが先発転向もありうる素材である。現在は一軍の中継ぎとしてチームを支える。メンタルは不思議な人なので謎。イケメン。」

3位 柴田竜拓 C (一軍控え・二軍)
「中畑政権ではセンターラインの守備力が破綻し大学ナンバーワンの守備力を持つ柴田が指名された。メインはショートだが倉本が覚醒とのこともあり一軍での出場は限られた。ファームでは打撃はもちろんショートそしてセカンド守備にも挑戦すべき選手。小柄な選手だがスイングが力強いのも評価出来る」

4位 戸柱恭孝 A (正捕手)
「社会人からベイスターズへ。柴田と同じくセンターラインの強化で指名された捕手。4位まで残っていたのは幸運だろう。現在はベイスターズの正捕手として活躍している、打撃は荒いがパワフルなスイングは魅力的。そして守備ではプロ野球OBも評価する細やかなリードとボールを逸らさない捕球力で投手陣の信頼を勝ち取っている。(肩は強肩ではないが)今年の投手陣が安定している要因の一つに戸柱というキーワードがあることは間違いない」

5位 綾部翔 C (二軍)
「高校卒右腕の1年目なので評価出来きないが素材は素晴らしい。新人合同自主トレの山登りでは1位に」


6位 青柳昴樹 C (二軍)
「名門大阪桐蔭から入団した身体能力抜群の外野手。吉村裕基のような思い切りのあるスイングの出来る選手を目指して欲しい」

7位 野川拓斗 C (一軍ワンポイント)
「社会人出身左腕。キレで勝負する投手でキャンプでもアピールし目立ったが故障。故障後に一軍を経験するも制球力に課題あり。アニメが大好きでハマスタ登場にはマニアックな選曲でファンを楽しませ、相手ファンを氷りつかせる。但し本人はマジである。理想としては左殺しのワンポイントとしていち早く活躍をして欲しい」

育成1位 網谷圭将 C (育成)
「まさかの育成指名で入団してくれるか不安だったファンも多かっただろう。強打の捕手とのことだったがいきなりの故障左有鈎骨骨折のため手術に。コンバートは時期尚早ではあるが身体つくりが先決か」

育成2位 山本武白志 C (育成)
「こちらもまさかの育成指名。父が故人の山本功児氏である。父親譲りの体躯とパワーで育成から這い上がりを目指す。パワーは折り紙付きも守備走塁はプロレベルに至ってはいない。ボールを飛ばす才能は持っている。バランスよく鍛え上げれば支配下登録そしてハマスタでのアーチを亡き父へ届けることも夢ではない筈だ」

育成3位 田村丈 C (育成)
「大学中退という変り種投手。投球をファームで見たことがあるが全体的に粗いが、その荒々しさを活かしつつ精度を高めればワンチャンあるか」


如何でしたでしょうか。
ドラフト戦略はチーム戦力の根幹、TBS時代のドラフト戦略は資料さえ残っていない杜撰な管理でした。
DeNAになってから冴え渡るドラフト戦略。特に2014年は圧巻です。今年のルーキーたちも素晴らしいですね。
全ての選手が大活躍して欲しいですが、そう簡単にはいきません。選手の努力とチームのサポート、そして我々ファンの応援で、横浜の星となってもらいたいですね(^_^)


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コメント

No title

2015ドラフト5位の綾部君は右投げだった気が…

Re: No title

benoさん

間違えてました^^;
訂正しておきます。
教えてくれてありがとうございました!

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